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(画像出典:http://uma-furusato.com/news/detail/_id_78603)

 

マキシです。

通常の競走馬なら400kg以上はある馬体重。

10kgぐらい増減してもレースではあまり影響がないと考える競馬初心者の方はいるかと思います。

そこで今回は馬体重の増減の考え方や、サラブレットにおける馬体重に隠された秘密について紐解いていきます。

 

 

 

 

馬体重増減で何がわかるか

 

馬体重は馬の状態を表面的に教えてくれるもので、一般的には馬の体調を判断することができるものと言われています。

基本的に稽古をやらなければ馬体が増えてきますし、レースを続けて使えば馬体は減ってくる傾向にあります。

 

また、冬場は太めが解消されずに馬体が増え、逆に夏場は汗をかきやすいので馬体が減少する傾向にあります。

 

他にも、早めに使い出した2歳馬が明け3歳に出走してきた際の馬体重増減や、夏競馬を休養にあてた3歳馬の秋初戦の馬体増などはよくあることです。

早めに使い出した2歳馬の明け3歳時に出走してきた際の馬体減は、牧場から太めであがってきた馬をとりあえず実戦で一度使ってくる場合です。この手の馬が明け3歳で出走してくると前走よりも大幅に絞れている場合があります。

 

逆に、早めに使い出した2歳馬の明け3歳時に出走してきた場合の大幅な馬体増がありますが、どういう過程で増えたのかはわかりませんが、意味不明な成長分という馬体増で出走してくる場合があります。

夏競馬を休養にあてた3歳馬の秋初戦の馬体増はごく自然で、最も成長する3歳時にカイバをたくさん食べて休養にあて成長したケースです。

 

いずれの場合にせよ、馬体重だけで馬の仕上がり状態などはわからないので、馬体重は予想する際の手がかり程度にとどめておく方が良いかと思います。

馬体重を手がかりに、調教や勝負気配、当日のパドックの出来から馬券を組み立てていきます。

 

 

 

 

前走の馬体重増減ではわからないこと

 

競馬新聞に馬体重を書き写すとき、多くの方が馬体重を(+3)というふうに、前走の馬体重との比較しか書かない方がおりますが、これはあまり良い例ではありません。

新聞には必ず今回の馬体重(456)というふうに正確に馬体を書くようにしましょう。

 

なぜ、3ケタの馬体重を正確に書くのか・・・

 

それは、“馬の状態の良いときと比較するため”にです。

例えば、一頭の馬(仮にAとします)がいて、Aの好走歴がある状態の良い時の馬体重が460kgだとしましょう。

Aの前走馬体重が450kgで、今回の馬体重が446kg。

もし、新聞にAの馬体重を(ー4)とだけしか書かなかったら極端に馬体が減っていないので体調変化が少ないと考え、馬券の軸に据えたとしましょう。

 

一見、(ー4)kgだけならそれほど大きな体調変化がないと考えるのか普通で、馬券の軸に据えることも仕方ありません。

しかし、結果は馬群に沈み、8着になったとしましょう。

 

これを馬が走るギャンブルだから馬群に沈んだのも仕方ないと考えるか、

それともしっかりと3桁の馬体重を書いて、好調時の馬体と比較して冷静に考えてみるか、

この両者では、かなりの予想収支に影響がでるものです。

 

中には、競馬初心者の頃から馬体重は考えないという方もいますが、そういう方は別の予想法で競馬をやればいいかと思います。競馬にはいろいろな予想法があるので。

それでも、馬体重という馬券のヒントになる情報が日本では公開されているのでそれを使わない手はないと思います。

 

 

 

 

サラブレットにおける馬体重に隠された秘密

 

最後に、かなり使える馬体重の隠された秘密について、当ブログを読んでくれているあなたに惜しげもなくお話します。

 

競馬をやり続けて気づいたことは、どんな理論でそうなるのかは全くわかりませんが、覚えておいて損はありません。

どこかで必ずおいしい馬券にありつけます。

 

それは、“好調時の馬体重に戻った次走が走り頃になるケースがよくある”ということです。

 

とても大切なので、もう一度はなします。

 

“好調時の馬体に戻った次走が狙い時の馬がよくいるということ”です。

 

例えばAという馬がいて、464kgが好調時の馬体と仮定します。

 

そして、ここ3戦の馬体重は以下のとおりです。


・2走前 452kg

・ 前走 462kg

・ 今回 460kg

 

今回のポイントは、好調時の馬体に戻った次走が狙い時ということですよね。

ということは、A馬の好調時は464kgなので464kg前後の馬体重になった時を探してみます。


前走がこのパターンは当てはまります。

ということは、今回がこの馬の狙い頃、走り頃ということです。

 

これは競馬初心者は当たり前ですが、たとえ、競馬歴何十年という方でも予想があまり上手くない方は知らないことが多いです。

 

競馬ファンの多くは、おそらく馬体重が戻ったそのときを狙うんだと思います。

この例で言えば、前走の462kgの時ですね。

 

でも、残念なことですが前走ではあまり良い結果を残せないことが多いものです。

そして、結果を残せなかったから、今回は軽視するという悪循環のパターンになります。

 

これが競馬歴に関係なく、思うように勝てない方の思考パターンのような気もします。

 

正直、僕自身は競走馬の育成に携わっていない(携わっていてもわからないかもしれません)ので理屈はわかりませんが、おそらく、馬が状態の良い走りができるまでには時間がかかるんだと思います。

 

競走馬を良い状態にまでもってくるには時間がかかるということ。

 

馬体が仕上がるまでには時間がかかるからこそ、競馬を本気でやるなら予想をする方も時間をかけてじっくりと取り組まなければいけないかなと思っています。

 

競馬はギャンブルに違いありませんが、直木賞作家の浅田次郎さん(「競馬の達人」を何十回も読んで学びました)も「競馬は熟慮型の人間には最高の娯楽」と言っているように、競馬を真剣にやりたい方には最高の娯楽だと思います。

 

まずは、この記事を読んだ週からでもかまいませんので、馬体重について気にしてみてください。

 

それほど多いパターンはありませんが、このパターンを見つけたときはニタニタしながらチェックして調べて見てくださいね。

何かしらの気づきがあるかと思いますよ。

 

それではまた次回。

MAKISHI