こんにちは、マキシです。

今回は、競馬予想の中でも悩むことの多い”軸馬”選びについてお話していきます。

 

201502-1

(画像出典: http://steplyism.com/step1/2692/)

 

単勝と複勝だけしか買わない方でも予想方法を書きましたので何かしらの気づきを得られると思います。

 

連勝式馬券を買う方なら、どのような角度から軸馬を選んでいけば良いのか、いくつかのポイントに分けて話していきますので、「どうやって軸馬を選べばいいんだろう・・」と、あなたが悩んでいるようでしたら、ぜひご覧になってくださいね。



1. “軸馬”って何?

 

“軸馬”とは、連勝式馬券(馬連・枠連・ワイド・3連複・3連単)を買うときに、馬券に絡む確率が高い(馬連と枠連は2着、ワイド・3連単と3連複は3着)と見込んで中心にすえる馬のことをいいます。

 

軸馬からの流し馬券が最もオーソドックスな馬券の買い方で、例えば「1」という馬を軸馬にする場合、「軸は1にして、1の馬から流す」という感じで、競馬ファンに使われています。

 

 

連複流し

 

 

上図は、馬券を買うときに使うマークシートといって、このマークシートを使って馬券を購入します。

 

今回の場合なら、の馬を軸にして、相手が2・3・4・5の4頭の馬券を購入することになります。
そして、馬のことを”軸馬”といいます。

 

 

競馬新聞やネットで情報を読むときは、

 

1-2
1-3
1-4
1-5

 

あるいは、1ー(2.3.4.5)

などと書かれています。

 

一言で言うなら、軸馬は中心にすえる馬なので、基本的に、軸馬が馬券に絡まなければ(2?3着以内)馬券は不的中になります。軸馬はそれだけ重要な存在です。

 




2. なぜ、軸馬選びは重要なのか?

 

単勝・複勝といった、主に一頭の馬で馬券を買う場合と違って、連勝式(馬連や3連複など)の馬券では軸馬選びがとても大切になってきます。

 

なぜ大切なのかの理由はいくつかありますが、大きな理由の一つとして、軸馬を選ばないでバラバラに馬券を買ってしまうと、馬券を買う点数が多くなり、多額の資金が必要になってしまうからです。

 

 

たとえば、A馬・B馬・C馬・D馬・E馬・F馬・G馬という、7頭の馬の馬券を買いたいとします。

 

この場合、軸馬Aを決めることができれば、A-(B・C・D・E・F・G)の6点で馬券を購入できるものを、べての組み合わせを買うBOX馬券(三角買い)で買うとなると、21点も買わないといけません。

 

 

box1-1

 

 

軸馬を決めた馬券とすべての組み合わせを買うBOX馬券では、絞って選んだ7頭ほどの馬券を買うにしても、3倍以上の購入点数の差になってしまいます。

 

もちろん、購入点数を多くしたり、BOX馬券などにしたほうが的中率も上がることは確かですが、どんなに自信ある予想だとしても競馬には絶対がない以上、たとえ購入点数を増やしても的中する保証はありません。競馬には予想もしないハプニングが常に潜んでいるからです。

 

また、軸馬を決めた方がいい理由としては、軸馬を決めないといつまで経っても思うように競馬予想が上手くなりません。

 

軸馬を決めるということは、その軸馬が馬券に絡まなければ、そのレースの予想を外すことになるので、いろいろな角度から取捨選択の判断をするようになり、予想を多方向から考えられるようになります。

 

 

最初は予想が当たらないものですが、それでかまいません。

予想をいろいろな角度から考えるクセをつけるようにしましょう。

 

軸馬選びは難しい作業になります。

軸馬さえ間違わなければ、軸馬から総流し(すべての馬に流すこと)しても10数点の馬券点数ですみます。

 

人気薄が馬券に絡めば好配当馬券を手にすることだってできます。それだけ軸馬から流すことはうま味があります。

 

では、どうやったら確率の高い軸馬選びができるのかを話していきます。

 




 

3. 軸馬選びに必要な条件

 

軸馬が馬券に絡まなければ、そのレースは外れるわけですから、軸馬を決めたあとの軸馬から流す馬と違って、軸馬選びは慎重に考える必要があります。ここでコケれば馬券は紙くずですからね(;_;)

 

まず、軸馬を考えるには競馬予想に必要な5つのファクターを考えてみる必要があります。

 

 

この5つのファクターは軸馬選びだけに限らず、予想をする際の虎の巻のようなものです。

 

必ずあなたの予想の助けになってくれるものなので、覚えておくといいかと思います。

 

 

5つのファクターとは、

 

1.馬の能力を見極める

2.レース展開を考える

3.馬の状態を把握する

4.勝負気配を見極める

5.騎手と調教師の選択

 

大きく分けてこの5つです。

 

軸馬の選び方にもいろいろありますが、この5つのファクターを考えて、条件が合致した軸馬なら信頼度はかなり高いものと言えます。

使いこなせるようになるにはどうしても時間がかかってしまいますが、軸馬を考える上でとても大切な考え方になりますので、理解してみましょう。

 

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

 

 

3ー1. 馬の能力を見極める

 

競馬予想をする上で、最も基本になってくるのが「馬の能力を見極める」ことです。

どれほど「馬の状態」が良くても、そもそもその馬に競争能力がなければ馬券に絡みません。
どれだけ一流の騎手に乗り替わっても、その馬に能力がなければ騎手の腕だけでは馬券に絡むことはありません。

 

競馬予想は、馬の能力がベースになっています。馬に能力があることが最低条件です。

 

馬に能力があることは基本なんですが、あれこれ予想していると、ついこの基本を忘れてしまうようです。
最低限、能力があるのかないのかは振り返って、冷静に考えましょう。

 

では、どうやって、馬の能力を見極めたらいいのか?

 

これは単純で、週末行われるレースをやり続け、週明けに出されるレースデータを元に個々でレース分析をするです。
とても地道な作業なんですが、これをやらないと競馬がわからなくなります。

 

他人の予想ばかりに乗らないようにしましょう。

 

あくまでも、他人の予想はこういう考え方があるんだな、と参考にする程度にとどめましょう。最後の決断は自分自身で決めることです。そうしなければいつまでも競馬が上手くなることはありません。

 

 

3-1a. 予習と復習の必要性

 

毎週土日に行われる競馬をするのと同じぐらい、週明けのレース回顧を習慣にするように心がけましょう。

 

土日の競馬開催では実戦を通して予想力や馬の良し悪しの判断力をつけます。

 

そして、週明けのレース回顧では、レース分析をすることにより、冷静に馬の分析ができることや馬の先見性を磨くことができます。それはもちろん、今後狙える馬を探すのが目的です。

 

 

レース回顧によって、パフォーマンスの高かった馬やレースレベルの高かったレース・馬をピックアップしましょう。

 

そのピックアップしたものはいつでも取り出せるようにノートにまとめたり、蛍光ペンやポストイットなどでわかりやすくしておくと良いです。ピックアップした馬は今後馬券に絡む確率の高い馬なので、あなたの大切な財産となるものです。

 

 

それでは、これから馬の能力分析方法を3つほどご紹介します。

 

最初は難しく感じるかもしれませんが、あなたが競馬が上手くなるためにも、そして、楽しむためにも大切な考え方ですので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

3-1b. 3つの能力分析法

 

1.レースでの対戦馬との相対比較

2.当日の他のレースとのタイム比較


3.開催ごとの馬場比較

 

能力を分析するうえでかかせないのがレースのデータです。データは予想などと違って、実際にレースの結果ですので客観的に馬の能力を判断することができます。ここでは、データを使った能力分析法を紹介します。

 

abc

touhyou2-4

 

 

上記の図は、A・B・C(各レース5頭出走)という3つのレースに出走した各馬の能力値(レーティング)を表したものと仮定します。

 

Aレースで一番強かったのが、AAで指数が80。
Aレースで一番弱かったのが、AEで指数が68。

 

今回使用する能力指数は着差を指数化したものを使ってみました。

 

着差を指数化するというのは、指数「1」差をコンマ「1」秒差として計算しています。


指数2差であれば、コンマ2秒差ということです。

 

今回、Aレースでは、AAとAEとの指数は12差になるので、1秒2差とします。

 

Cレースで一番強かったのが、CAで指数が75。
Cレースで一番弱かったのが、CEで指数が63。

 

Cレースで一番強かった馬と一番弱かった馬との指数差は「8」なので、コンマ8秒の力差があるということがわかります。

 

 

それでは、ここからは本題の相対比較による能力差の違いを学んでみましょう。

 

 

3-1c.各レースにおける対戦馬との相対比較

 

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今回のレース(D)では、前走Aレースで出走したAB馬と、前走Bレースで出走したBB馬が対戦することになりました。

 

AB馬とBB馬は今まで対戦したことがないので、どちらが強いのかはまだわかりません。

 

しかし、各レースごとにレースのレベルがわかっていれば、相対比較をすることにより、能力値を出すことができます。

 

今回のDレースでは、AB馬とBB馬が対戦します。

AB馬の指数は 77で、BB馬の指数は 66。

 

指数差が「11」で、着差が1秒1差です。
着差としては6馬身程度の力の違いがあることがわかります。

 

6馬身というのは、一般的に1クラス分以上の能力差があるため、明らかに力関係がハッキリしていることがわかります。

 

このように、簡単に能力比較ができるのが相対比較の威力です。

 

まだ対戦していないAB馬とBB馬ではありますが、過去の別のレースを分析することにより、対戦していない馬の能力比較ができます。

 

 

それでは、もう一つ、Eレースを取り上げてみましょう。

 

Eレースでは、AEとCBが対戦します。

AE馬の指数が68、CB馬の指数は 72

 

AE馬とCB馬とでは、先ほどのDレースほどの力差がないので各馬の比較が難しいのですが、AレースとCレースを相対比較することにより、容易にCBの方がAE馬よりもコンマ4秒差だけ能力上位ということがわかります。

 

コンマ4秒差というのは着差にして2馬身半程度の差なので、通常、同じ条件クラスで戦っている場合が多く、力関係は比較しづらいものです。

 

でも、このようにして、戦っていない相手であっても、相対比較することにより、
ある程度の比較ができるというのが、相対比較のメリットです。
これが能力分析法の一つ目です。

 

 

3-1d.当日の他のレースとのタイム比較

 

対戦した馬と相対比較するやり方はとても有効な方法ですが、
もちろんそれだけでは不十分です。

なぜなら、対戦する馬の能力比較が難しいレースが競馬ではよくあるからです。

 

最初の”各レースにおける対戦馬との相対比較”は、同じ条件下であればペースの違い(ハイペース・スローペースなど)を考えるだけでいいのですが、

例えば、対戦した相手が前回、芝レースを中心に使われていて、今回ダートレースの場合や、全く異なった距離を使ってきた場合、あるいは、まだレース数をあまり使っていないで能力がわからないケースなどは、他の同条件のレースで比較する必要があります。

 

もちろん、他のレースとの比較というのは、相対比較が間違いないと思っていても、確認のためにもやるようにするといいでしょう。

確認することにより、より能力比較ができるようになり、自信を深めることができます。
ここでの注意点としては、まずは同条件の比較からやるようにしてみてください。

 

例えば、芝1400mでしたら、

比較するレースも同じ芝1400m。

 

ダート1600mでしたら、
比較するレースも同じダート1600m。
という具合にです。

 

徐々に、場数をこなしてくれば、別の距離でも分析することができるようになりますが、
最初の段階では難しいかと思います。

 

なぜ難しいかというと、距離が異なってくると、同じ1秒でも1秒の価値が変わってくるからです。

 

例えば、1200mと2000mという距離では、同じ1秒であっても同じ1秒の価値にはなりません。

陸上競技を思い出してみればわかると思います。

 

100m走と1000m走ではどう考えても、
同じ1秒の価値にはなりません。

100m走はコンマ●●の差で勝敗が決まるのに対して、1000m走はコンマ●●で勝負が決まるということは殆どありません。
ひとりひとりのタイム差は広がります。

タイム差の価値でいうなら、100m走の方が時計の価値があるわけです。

 

競馬も全く同じだということです。

1200mと2000mでは、1200m走の方が時計の価値は高いです。同じコンマ5秒差であっても1200mと2000mでは価値が違ってきます。

 

 

西田さんという方がスピード指数の本(西田式スピード指数)で、この1秒の価値についてかなり詳しく研究されていますので、興味のある方はご覧になってください。

 

そういう意味合いもあって、最初から距離別に考えるのは難しく、

まずは同じ距離同士をつなげて考えていったほうが無難だと思います。

 

そして、徐々に能力比較ができるようになってきたら、各距離別に能力比較をすればいいのです。

 

 

3-1e.開催日ごとの馬場比較

 

ここまでレースでの対戦馬との相対比較と他のレースとのタイム比較について話してきました。

ここまで理解でき、各レースごとの能力比較ができていれば大方の馬の能力分析はできます。

それでも、中には比較できないレースもあります。

 

そんなときの対処法として、開催日ごとの馬場差(時計が出やすいのか、時計がかかっているのか)を勝ち時計から読み取って、標準(予め設定しておく)の馬場状態と、どれぐらい違うのかを比較する方法です。

 

例えば、能力比較できている馬が同条件を出走してきた場合は、前走の時計を分析することにより、
その日の馬場差がわかります。

その日の馬場差がわかれば、数値の出しにくい他の能力値も出すことは難しくありません。

 

例えば、通常の馬場差よりもコンマ3秒速ければ、通常の数値(指数)よりもコンマ3差を修正するようにします。

ここでのポイントは、とにかく一頭でも手がかりになる基準の馬が出走していたら、その馬からたどって考えていきます。

一頭の基準になる馬から辿ることにより、どこかにつながることがよくあるからです。

一つのレースで15頭ぐらい出走しても、一頭しか手がかりになる馬がいないことが競馬にはよくあることです。

ですので、一頭でも基準になる馬が見つかったら、その馬からたどっていきましょう。

 

手がかりになる馬(基準馬)は、基本的に調教を丹念にやっている厩舎の馬が良い場合が多いです

もちろん、馬の能力比較や馬の状態把握ができていれば問題ありませんが、よくわからない場合は調教をしっかりこなしている馬を基準にたどっていくといいでしょう。

調教ができているということは状態をキープしていると判断できるからです。

例えば、藤沢和、角居、松田博調教師など・・・

調教回数が多い馬の厩舎を基準にすると良いかと思います。競馬ブック情報検索サイトなどで各馬の調教欄を読めば厩舎ごとの傾向がつかめるので参考にしてみてください。

もし、一頭の馬も見つからない時は、一旦能力(レース)分析を保留にしておき、手がかりになる基準馬の能力値がわかったら、わかった時点からまたたどっていけば良いです。


どれほど能力分析をしていても競馬ではわからないことが出てきますので、その場合は一旦待つことも大切なことですよ。

 

 

 

以上、3つの能力分析法をお話ししました。

 

一つめが、対戦馬と相対比較するやり方

二つめが、当日の他のレースとのタイムを比較するやり方

三つめが、開催ごとの馬場を出して比較するやり方

 

徐々にでも3つのやり方をできれば良いですが、まずは、自分に合った分析方法を探してみるのが
いいかなと思います。

 




3-2. レース展開を考える

 

軸馬を考えるときに、レース展開を考える必要があります。

軸馬というのは、その馬を軸にしておけば馬券からは外れない馬ですので、能力があるだけでなく、今回のレース展開を考えて、どんな展開になっても安定して走る馬を選ぶ必要があります。

安定して走る馬ですので、展開のハマる逃げ馬や追い込み馬はレースにもよりますが、あまり適切ではありません。

 

逃げ馬はマイペースのスローペースに持っていき、ヨーイドンで逃げ粘るパターンが得意です。

逆に、追い込み馬はレースがハイペースになり、先行馬に余力がなくなり、漁夫の利を狙った馬たちの天下になり、追い込み馬が活躍しやすい展開になります。

逃げ馬も追い込み馬も展開がハマれば見事に決まります。

ただし、レース展開を考えた場合、安定感も大切な要素になりますので、不安定な逃げ馬と追い込み馬は確実に能力を引き出せる場合以外は、軸馬には向きません。

というのも、同じ能力の馬たちが競うことが多い競馬では、レース展開が勝敗の行方を左右することがよくあるからです。

 

基本的に、レースではクラスが一つ違えば能力でカバーすることができる場合が多いですが、そのようなレースは稀で、同じ能力の馬同士が競うことの多い競馬では、レース展開がとても重要な要素になります。

 

ですので、あらゆるペースによって、馬の好走確率が変わってくるのも事実で、実際、レース展開はあまりにも奥が深く、正直、どんな展開になるのかは誰にもわかりません。

あくまでも推測するに過ぎません。

ですので、まずはレース展開をあまり難しく考えずに、ここでは基本的なところを押さえておきましょう。

 

 

3-2a. 有利なレース展開と脚質

 

レース展開を考える時の基本は、ハイペース(H)のときは、逃げ・先行馬に余力がなくなってしまう場合が多くなります。

そのため、基本的には後方の馬である差し馬や追い込み馬が有利になります。

 

逆に、ペースが遅いときは、逃げ・先行馬はレース前半に楽ができる分、余力を残すことができるため、ゴールまで粘る可能性が高くなります。

そのため、基本的には逃げ・先行馬が有利になります。

 

もちろん、これはあくまでもレース展開を考える上での基本で、すべての馬に当てはまるわけではありません。

馬の適性によっても全く変わってきます。

 

例えば、逃げ・先行馬がスローペースで展開に恵まれたとしても、後方にいた差し馬や追い込み馬が瞬発力に富んでいればごぼう抜きして、まとめて差してしまうわけですし、

逆にハイペースで逃げ・先行馬に不利な展開だったとしても、スタミナやスピードのある馬は、しぶとく逃げ残ってしまう場合もよくあります。

 

現に、スローペースでは持ち味を生かせないために、平均よりも速い流れで、後続にも脚を使わせたくて速いレース展開に持ち込みたい馬もいます。

 

ですので、馬の適性によってレース展開の有利・不利を考えるのが正しいレース展開の読み方であって、すべてのレースでスローペースが有利というわけではありません。

 

 

 

“レース展開を考える際に重要なポイントとして、芝とダートではかなり展開にバラつきがあることです”。

 

芝とダートのレース結果のラップタイムを見比べてみるとわかると思いますが、ダートレースでは殆どのレースはレース展開にバラつきがありません。

 

バラつきがないというのは、ダートレースでは平均(M)ペースからハイ(H)ペースになるレースが多く、極端にスロー(S)ペースになることはあまりありません。

 

たまに、長距離戦でスローペースになる場合もありますが、芝レースに比べたら明らかにその数は少ないです。

 

ここから何が言えるのかと言えば、ダートレースは比較的一定のペースに落ち着く傾向があるため、実力馬が状態さえよければ、馬の能力どおりに決着することが多いということです。


“ダートレースの方が芝レースよりも、紛れが少ない”ことが言えるわけです。

 

逆に、芝レースの方は、レース展開にバラつきがあり、距離やクラスに関係なく、レース展開にバラつきがあるため、しっかりとレース展開を読まないと軸馬を選ぶことが非常に難しくなります。

 

 

ここから言えることは、

単純に競馬で勝つことを目的とするなら、ダートレースだけを徹底的に分析して、ダートレース中心に勝負すれば、勝てる確率が高まるということが言えます。

 

もちろん、芝レースには華があり、スピードを生かした競馬の醍醐味を味わうことができますので、一概に、どちらがいいのかを言うことはできません。

あくまで勝つだけを目的として競馬をするなら、ダートレースの方が勝つ確率が高いですよ、ということになります。

 

芝とダートの違いを理解しておくだけでも、予想する心構えや、予想の幅、上達度、そして収支結果が変わってくるものです。

 


レース展開のまとめ


・レース展開を考える上での馬券戦略の基本は、不利の少ない先行力のある能力上位馬を軸にする。

・ダートの方が芝よりも、レース展開のバラつきが少ない。

・競馬で大きく儲けたいならダートを徹底的に学ぶのがよい。

 


 

注意点としてすべてのことに共通しているのが、“狙いたい馬(レース)に少しでも減点材料があるときは、そのレースは見送ることも競馬では必要”です。

軸馬が馬券に絡まなければ予想は外れるので、見送りの心構えを持つことも必要です。

 

“他馬より明らかに能力が上だから展開的には厳しいけど、まぁ軸は大丈夫!”と思っていても、少しでも展開に不安があれば見送ることが大切です。予想に自信がないときははずれるものです。

 

競馬とは、それほど過酷で冷酷なギャンブルです。

“勝負しないという忍耐力というのも、競馬で勝つためには重要なスキル”です。

 

 




 

3-3. 勝負気配を読む

 

ここまで、馬の能力とレース展開についてお話してきましたが、競馬がバクチである以上、一頭の馬が出走するすべてのレースを全力を出すことなんてありません。

競走馬は、一度でもレースを走るだけで体力が消耗するため、毎回全力投球なんてできません。ですので、出走するどちらかのレースに勝負を賭けてくるものです。

 

このことを競馬では「勝負気配を読む」 あるいは、ヤリヤラズ ということもあります。

ヤリは、そのレースが勝負がかりのときをいい、ヤラズはそのレースは見送り(勝つ気なし)のことをいいます。

 

勝負気配を読むことは非常に難しいのですが、競馬予想する際、これを避けることはできません。

勝負気配を読むことは競馬では必要になります。

 

競馬はスポーツでもありますが、同時に、ギャンブルでもあります。

正々堂々とするスポーツとは違います。毎回、ヤリではありません。
馬の能力やレース展開を考えるだけでは勝てないのが競馬です。

競馬のファクターである勝負気配を、これからは考えるようにしましょう。

 

これだけ勝負気配を読むことは重要なんですが、勝負気配の重要性についてはあまり多くを語られていないのが実状です。

逆に言えば、それだけ勝負気配というのが、語るのに難しい要素なのかもしれません。

 

ただ、僕はあまり勝負気配についてあまり難しく考えていません。

難しく考えていないといっても、考えるのを放棄しているわけでありません。

あまりにも考えることの多い競馬ですので局面を限定することも大切です。

 

どのように局面を限定しているのかと言えば、

調教師が馬体を仕上げてきて、馬にやる気を出させているときが勝負気配を感じるときです。

具体的には、調教とローテーションから勝負気配を見極めます。

 

取材などで厩舎からもらった情報や関係者のコメントも参考にしますが、それよりも、調教時計やレースの使われ方を見たり、馬体の仕上げ方から勝負気配(やる気)を考えたほうが馬のやる気がわかりやすいものです。

調教欄から馬の仕上げ方を確認して、番組表を照らし合わて、その馬の適性を見極めて考えることが重要なことです。

 

巷では、極秘情報とか、インサイダー情報とか、オッズ分析など・・・たくさんの情報が氾濫していますが、それらは人間が操作しているものです。そのような情報を気にしてしまうと競馬の本質を見失ってしまいます。

このブログは初心者や思うように予想が伸び悩んでいるあなたのような方が対象ですので、上記であげた情報ばかりに踊らされないようにしましょう。

 

というよりも、データや情報は、一般大衆の競馬ファンにも公開されているので使い方をマスターして使っていけばいいだけです。

客観的なデータが公開されているのです。

それを利用しない手はありません。

 

主観的な、競馬関係者や記者のコメントを読んでしまうと情報がぶれてしまい、さらに迷うだけです。

もちろん、ある程度、コメントなどは参考にするべきですが、書いてあることを信じきってはいけません。

 

現に、レース後の新聞記者や競馬関係者は言い訳が多く(推奨した馬が惨敗)、どこまでが本当のことを言っているのかわかりません。

ただ、それは仕方のないことです。

彼らは仕事として、競馬ファンにデータ・情報を伝えなければいけないからです。決して、彼らはレースで的中する確実な予想を伝えているわけではないということを、我々競馬ファンは、肝に銘じなければいけません。

 

客観的なデータを利用しましょう。

そして、客観的なデータを基準に、馬のやる気(勝負気配)を読むようにしましょう。

 

それが軸馬選び、馬券への効果も高く、競馬上達の近道になります。

レース・調教データをもとに、どのようにレースを分析していけばいいのかの、考え方や見方を学ぶようにしましょう。

 

 

とは言っても、競馬指南書にあるような、調教師の勝負パタ?ンや騎手の乗り替わりを狙い撃ちしろ!とかいう類のことを学べと言っているわけではありません。

このようなことは、鶴田仁さんの”馬券術人間の条件”の本を読んでもらえれば、詳しく書かれています。

 

因みに、鶴田さんの本を全く知らないという方のために補足しておきますと、
この本は、局面を限定すれば有益な本だと思いますし、

勝負気配を初めて知った人には、とても役立つ内容の本です。

 

例えば、この本には勝負気配について、以下のことが書かれています。

 

強い勝負気配とは、以下に示したような動きである。


●過去にその馬を勝たせたことがある騎手に、再び乗り替わりで
乗せてきたとき。

●馬体重が前走で6kg以上増えている馬。ここ2?3走馬体重が増え続けている馬。
さらに今走、体重を絞ってきていればなおいい。

●昨年の同時期に、同じコースを勝ったり好走した馬。

●芝からダートへ替えたり、ダートから芝へ替えたとき。

●関東馬が関西遠征、あるいは、関西馬が関東遠征をしてきたとき。

●ブリンカーをつけてきたとき。

(2004年6月15日初版  馬券術 人間の条件より 鶴田仁と「競馬 最強の法則」取材班より)

 

 

確かに、これらの勝負気配の考え方は有効です。

 

しかも、すぐに使えるテクニックだと思いますので、手にとってヤリヤラズについて学んでもらえたらと思います。

 

ただし、あくまで局面においては、と言うことを理解しておきましょう。

すべてのレースに適用されるわけではありません。

 

はなしを戻します。

 

僕の考える勝負気配とは、調教師が馬体を仕上げてきて、馬にやる気を出させているときが勝負気配を感じるときです。

という話をしました。

 

これを鶴田さんの本では人間を見ればいいということを書いてありますが、
僕は人間だけを見ることはしません。

 

もちろん、一流の調教師なら一流の仕事をするとは思いますが、もっと腑に落ちるように
馬体を仕上げている過程を見極める方法があるんです。

 

それが、調教欄を読むという作業になります。

 




3-3a. 調教欄を読むという作業

 

一言で言えば、調教欄を読めば、一頭の馬の狙っているレースを見極
めやすくなるメリットがあります。

競馬ファンなら是が非でも知っておきたいものですよね(^^♪

 

今、さらっとお話ししましたが、馬券のヒントを話しました。

“調教欄を読めば狙っているレースが見極めやすくなる”

 

競馬で確実に、勝つ可能性を高めるには、この調教欄を正確に読め、馬の状態を客観的に把握することが大切になります。

 

調教欄の読み方についてはあらゆるパターンがありますので、今後当ブログで解説していきます。

 

 

 

3-3b.番組表の活用

 

競馬は長期的な視点で取り組むバクチですので、正直、気の短い方や、結果をすぐに出したい方には、
残念ながらあまり向いていません。

別に気の短い方や短期的に物事を考える方が悪いと言っているわけではありません。

あくまで、一般的には不向きであって、競馬を続けながら少しずつ考え方を変えていくのもありだと思います。

 

逆に、物事を長期的な視点で考えることのできる方や、じっくり取り組むのが好きな熟慮型の人間には
競馬はとても向いています。

なぜなら、一頭の馬が好走するために馬体を仕上げるにはどうしても時間がかかってしまうからです。

 

どんなに優秀なトレーナーでも魔法は使えません。

 

馬という生き物は、急激には体の状態(走れる状態)がよくならないので、段階ごとに馬体を仕上げなければいけません。

 

ですので、先ほど話したように、長期的な視点で取り組むことがどうしても競馬では必要になります。

 

次走の狙い馬を見つけてから実際レースを狙うまでに一ヶ月経つことなんて当たり前で、その次走がいつになるかわからないことが普通におこります。それでも狙った馬は、馬券を狙い撃ちするためにも待たなければいけません。

 

もちろん、狙うための要素が合致した場合にのみ狙うことになるため、それだけ長期的に取り組むことが大切です。

 

さて、馬を仕上げるには時間がかかるという話までしましたが・・・

 

ということは、優秀な調教師なら、できるだけ無駄を省いて、効率的に結果を出したいと考えるはずです。

 

その無駄を省くためには、狙っているレースから逆算して馬体を仕上げてくるということが考えられます。

 

これは、優秀なトレーナーなら習慣のようなもので、一般人が歯磨きを習慣にしているように、
彼らも当たり前のように、馬体を逆算して仕上げるのを体得しているのではないでしょうか。

 

我々、競馬ファンがやることは、馬を仕上げている過程を調教欄からしっかりと見極め、番組表を開いて、馬の適材適所を考えることです。

 

あまり難しく考えないなくとも良いです。

難しく考えたら難しくなるだけです。思っているほど難しくありませんので。

慣れてくれば、それほど大変な作業ではなくなります。

 

馬を仕上げる過程を考え、レースデータを分析すればいいだけなので、普通にサラリーマンをしている方なら全く問題ありません。

 


 

 

●番組活用表のまとめ

勝負気配を読むには、調教欄を読むという作業と、狙っているレースから逆算して馬体を仕上げてくるんだということを前提に番組表を使って、勝負気配を考えるクセをつけるようにしましょう。

 


 

必ず、予想するときには、馬の状態を調教欄から見極めて、

少しでも仕上げに疑問があるようなら、番組表を開いて、その馬に適切だと思うレースを考えてみることです。

“自分がトレーナーになった気持ちになって考えてみる”と、ヤリヤラズを考える視点で考えることができるのではないかと思います。

 

 




 

3-4.馬の状態を見極める

 

競馬では、馬の能力を把握することと同じぐらい、馬の状態を見極めることが重要です。

競馬がバクチである以上、馬の状態の見極めが重要だということは理解してもらえたかと思います。

 

“競走馬というのは、一度出走すると想像以上に疲労が激しくなり、馬体を立て直すまでにはどうしても時間を要してしまいます”。

 

この疲労という”馬の状態”を見極められないために、当たり前のように万馬券が続出します。

好配当馬券が出るというのは、馬の状態が正確に見極められないのが根本的な原因です。

状態が正確に見極められないため、どのデータが信ぴょう性が高いのかがわからなくなり、データを見る目がぶれてしまいます。

ですので、ぼくら競馬ファンが競馬で勝つには、馬に疲労があるかどうか、馬の状態が良いのか、悪いのかを見極める判断力が必要です。

 

状態が悪ければ、全く走らないのがサラブレットです。

能力の80%ぐらい走れば勝てるから、少なくともそれぐらいは走ってくれるだろう、なんて思ってはいけません。

勝手に期待値をあげてはいけません。

能力の20%ぐらいしか走らない実力馬なんて普通にあります。

 

では、どのようにして、馬の状態を見極めたらいいのかについて考えてみましょう。

 

 

 

3-4a. 馬の状態を判断する3つの方法

 

1.近走の成績で好不調を判断する

 

まず一つ目が、近走の成績で好不調を判断する方法です。

ここで大切なことは、近走の成績はその馬の状態のいい時とどれぐらいの違いがあるのかを、
前走までにしっかりと把握しておくことが重要です。

馬の一番強い時はどのぐらいの能力があるのか、オープンレベルなのか、1000万クラスは勝てるレベルなのかなど・・・しっかりと能力分析ができていることが前提になります。

 

ここ数戦の成績は、その馬の能力からして調子が良いのか悪いのか、

調子が良いのなら、対戦相手の能力や状態を比較して、ここでも足りるかを検討します。

 

あと、馬体が消耗されていないか、ようは、近走、あまりレースに使われていないかなどの
チェックをすることも大切です。

先ほど、馬は消耗が激しいことをお話しましたが、基本的に、馬の理想的な間隔は中2週以上は欲しいものです。

中2週以上の間隔を開けたいとは言っても、あまり間隔があいてしまうのもいけません。

条件戦なら中2-3週が理想的な間隔になります。

レベルの高い重賞レースを使うとなれば、もっとゆったりとしたローテーションが必要ですが、条件戦レベルではあまり間隔が開くのも微妙です。

 

というのも、前走から一ヶ月ほども開く中4週のローテーションになると、馬体を維持するのが難しくなるケースがあるため、厩舎(馬の状態)にもよりますが、一度馬体を緩めてしまうこともあります。

馬体を緩めてしまうと、馬によっても違いますが、前走と同じ状態をキープするのが難しくなるケ?スがあります。

状態キープが難しいと、当然、凡走してしまいます。

 

また、中1週以下では馬体をキープするのが難しいものですが、馬によってはつめて使うのが得意の馬もいますし、そのローテーションの方がいい場合もありますので、一概にどちらがいいのかということは言えないわけです。

なので、常に、調教欄やパドックでの馬の覇気を見て、馬の状態をみるクセをつけておくといいでしょう。

 

 

2. 調教(欄)から状態を判断する

 

調教時計というのは、馬の性格や状態、走る位置や、そのときの馬場状態によっても大きく変わってきますので、正確に調教時計を見比べる必要はありません。

というより、見比べても馬の状態を正確に判断することは難しいです。

 

時計をみるポイントは、

今回の調教は”好調時と比較”して、どれぐらいの出来なのかを判断するようにはしましょう。
ここで間違わないでもらいたいことは、他馬との調教タイムを比較しても意味がありません。

 

あくまで、調教は本番に向けてその馬にとっての調整であって、他馬と調教で競うわけではありません。
ここでオーバーワークをする必要なんてありません。

ですので、その馬の調教タイムが出ていれば、全く問題ないと判断しましょう。

 

他馬と、調教タイムを比較したい気持ちもわかりますが、それはあまり意味がありません。

それに調教方法と言っても、厩舎によって調教の方法は全く違いますので、そこはしっかりと調教欄をみるクセをつけましょう。

 

ここで厩舎の調教パターンについて触れますが、

一般的に成績を残している厩舎は、調教量は多めなのが特徴です。

すべてではありませんが、その傾向が強いものです。

 

調教量の多い厩舎として、例えば、角居厩舎、松田博厩舎、山内厩舎、池江厩舎、藤沢厩舎などは
しっかりと調教をこなしてくることが多いです。

これ以外でも、調教量の多い厩舎はおりますので、調教量がどれぐらいあるのかを調教欄から見比べてみてください。

 

逆に、成績は残しているが、調教量が少なめの厩舎も少なからず存在します。

矢作厩舎などは、その典型です。

 

もちろん、調教量が少なめでも、しっかりと馬体を仕上げてくる技術があるからこそ、リーディングの上位に入れるわけですが、個人的には調教量をしっかりとこなしてくれる厩舎の方が安心して馬券検討ができます。

 

つまり、調教量の多い厩舎の方が馬券を狙いやすいというメリットがあります。

馬も、調教をこなしているほうが、状態が良いと思います。

状態が良くなければ、調教を手控えるのが心情ではないでしょうか。

調教を手控えて好走する馬は、本来はそれ以上に能力があるのではないかと推測します。

 

ともかく、調教欄で馬の仕上げを確認しながらも、どの厩舎の馬なのかを把握しておくことが必要になります。
調教については当サイトでも今後取り上げていきますが、調教の本はいくつか出回っておりますので、調教に関して、より詳しく学びたい方は探してみると良いでしょう。

 

 

 

3.当日のパドックを見て判断する

 

毎週グリーンチャンネルなど見ていて感じることは、毎日、嫌というほど馬を見ているパドック解説者でも馬の状態を見誤ってしまうほど、超難解な当日のパドックでの馬体判断です。

僕はパドックの専門家ではありませんし、20年以上グリーンチャンネルで馬を毎週見ているからと言っても
人に教えるほどの技量なんてありません。

ただ、浅田次郎さんの”競馬の達人”で学んだことをベースに、自分なりの基準で、当日の馬の状態を判断するようにはしています。

 

ここでは、本の知識と、自分の視点でお話していきますので、参考にしてみてください。

 

まず、パドックで最も注目したいところは、後肢の後ろへの伸びがあるのかを重点的にみるといいかと思います。

“馬が前に進もうとする力は後脚の蹴りに現われるから”です。

 

浅田次郎さんの本では、馬は車で言えば後輪駆動車だという表現をされています。

ただ、こうやって口で言うのは簡単ですが、実際には判断が難しいです。

 

後肢の蹴りがすばらしい馬もいれば、
馬に元気はあってもただ空元気だけの馬もいますし、

いかにも走りそうな馬体で、勢いを感じる馬でも、
実際に走ってみると大したことがないことも多々あります。

 

ですので、一概に口で説明することは難しいのです。

パドックでの馬の状態は、自分の感覚で感じ取るしかありません。

 

パドックは場数をこなすしか上達する方法はないと思います。

正直、とても難しいかと思います。
簡単ではありません。

 

毎日、馬を見ている解説者でも、全然見当違いのことを
言っているぐらいパドックで馬の状態を見極めることは難しいのでしょう。

ただ、場数をこなして、何千頭、何万頭見ていくうちに、
わかる人にはわかると言われます。

 

それでも、見た目(パドック)だけで、すべての馬の能力を
見極めることは不可能に近いかなとは感じています。

 

なぜなら、全く走らなそうな雰囲気の馬でも、少なからず速く走る馬がいるのが、
この競馬の世界だからです。

人間だって弱そうに見えて、実は、空手とかの武道をしていて、
めちゃめちゃ強い人もいるぐらいです。

それと感覚は似ています。

 

人間でも見分けが難しいのに、馬にそこまでもとめるのは
どうかな、とは思います。

もちろん、努力は必要ですが、自分の中で基準みたいなものが
できるようになればそれで十分ではないでしょうか?

 

あとは、馬の能力分析さえできていれば、そこまでのプロフェッショナル性は必要ないとも思います。

これだけできていれば、勝ち組の仲間には入れると確信します。

 

それにパドックは、当日の馬の状態を確認する作業が目的であって、決して、能力のある馬を探すことが目的ではありません。

もちろん、新馬戦でのパドック判断などは力量馬を探すことも有効な手段だとは思いますが、それ以外のレースでは能力をあらかじめ把握しているので、あまり必要ないと思います。

 

 

以上、3つの角度から馬の状態を判断するといいでしょう。

 

 


 

馬の状態を判断する3つの方法のまとめ

1.近走の成績で好不調を判断する

2.調教(欄)から状態を判断する

3.当日のパドックを見て判断する

3つの方法を駆使して馬の状態を判断する。

 


 

 

3つの角度から馬の状態を判断することができれば、
馬の状態を見極めるスキルはかなり高まると思っています。

頑張ってみてくださいね。



3-5.騎手と調教師の選択

 

5つの要素の最後は、騎手と調教師の選択です。

騎手と調教師の選択は、予想する段階の最初でも最後でも、いつ考えてもかまいません。

 

ただ、今まで話した5つの要素を何も考えないで、一流騎手と一流調教師の馬というだけで馬券を購入するのはあまりおすすめしません。

これまで5つの要素の重要性を話してきましたので、ここまで読んでくれた方であれば要素を何も考えないで馬券を購入することはないとは思いますが、人間は忘れやすい生き物なので、頭の片隅にでも忘れずしまっておいてください。

もちろん、いろいろ予想していく段階で、騎手や調教師に頼るのは大いにありです。

お金を託す以上は、しっかりと仕事をしてくれる計算のできる騎手や調教師から狙うことも大切です。

 

ただ、騎手や調教師のファクターに関しては、最近の上位の顔ぶれは力量が拮抗してきており、正直、上位に顔を出している騎手にそれほどレベル差はないと思いますし、調教師にしても仕上げ方には違いがあるものの、仕上げる能力に力差の違いがあるとも思えません。

 

それよりも、個個の馬の能力や状態などの違いを見極めることの方が、競馬では遥かに重要ではないかと考えています。

“騎手と調教師の選択の基本は、リーディング上位の騎手と調教師を狙うこと”です。

 

当たり前と言えば当たり前のことなんですが、馬券を買うときになると忘れてしまって、平気で年間1けた勝利数の騎手に馬券を託してしまいます。

 

もちろん、馬券が的中することもありますが、乗れていない騎手というのはミスや勝負勘みたいなものが少し欠けている場合があります。

 

それならば、リーディング上位20位以内か、年間50勝前後を勝てている安定した騎手から狙ったほうが馬券的中の確率は高まるものです。

 

もちろん、騎手の得意なコース、距離は個々違いますが、そのようなことは考えなくとも、リーディング上位の騎手はミスは少ないので、狙いたい馬にはどの騎手とどの調教師の管理馬であるかはチェックするようにしましょう。

 

調教師も基本は同じで、リーディング上位の調教師を狙うのがポイントですが、それにプラスして、調教をしっかり余念なくこなしてくれる調教師で安定的に成績を残している厩舎をオススメします。

 

僕は、馬の仕事に携わったことがないので、正直、馬体の作り方はわかりません。

 

ですので、単純な考え方ですが、しっかりと乗り込んでいる厩舎の馬を基本的に選択しています。調教をやっていないということは何かしらのアクシデントがあったのではないかと考えるからです。

 

逆に、選択できない騎手は成績にムラのある騎手、成績を残せていない騎手、減量で恵まれているとはいえ新人騎手などは積極的に狙うことはしません。

 

確かに、馬券に絡めば配当的妙味はあるのかもしれません。

 

ですが、配当的妙味よりも馬券を外すリスクの方が高すぎると思っています。

 

最後の騎手と調教師は、あまり深く考えすぎないことです。

 

一流騎手・調教師であれば良い仕事をする確率が高いです。

 

それよりも他の4つの要素のほうが重要です。

 


 

●騎手や調教師の選択のまとめ

 

騎手と調教師の選択の基本は、リーディング上位の騎手と調教師を狙うこと。

騎手や調教師によっては得意なコース、距離などはあるが、あまり深く考えずに、他の4つの要素を考えることに集中したほうが得策。

 


 

 

今回話した”軸馬”選びの5つのポイントはとても大切です。

ぜひ、楽しみながら、そして自信を持って、軸馬を選んでいきましょう。

 

それではまた次回。

MAKISHI